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講義名 物理学Ⅰ
(副題)
代表ナンバリングコード
講義開講時期 前期 講義区分 選択
基準単位数 2
代表曜日 水曜日 代表時限 4時限
授業コード SIT-EL-105
学科・学年 ソフトウェア情報学科 1年
地域貢献
関連資格等

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
非常勤◎ 友田 敏章ソフトウェア情報学部 ソフトウェア情報学科

学習目標(到達目標) ① 速度や加速度のデータから位置の変化を計算できる
② 力と運動の関係を理解して放物運動や振動運動に応用できる
③ エネルギーや運動量の保存則を理解して身近な現象に応用できる
④ 円運動や回転運動の扱い方を理解して身近な現象に応用できる
観点と水準 1. 生涯をかけて学び続ける力
 1A. 自主的に学ぶ力
  1A2. 適切な方法で情報を収集し、目的に応じて整理し、又は蓄積することができる。
 1B. 学修を継続する力
  1B2. 指示がなくても、自発的に学修行動を開始し継続することができる。
2. 人とつながる力
 2E. 表現する力
  2E2. 書く・話す・話し合いのマナーやルールに従って、伝えたいことを表現することができる。
3. 自分自身を見据え、確かめる力
 3F. 課題を発見する力
  3F1. 集めた情報を客観的に整理しようと努めることができる。
4. 専門的知識・技能を活用する力
 4I. 基礎的知識・技能の理解(Idea)
  4I3. 基礎的な知識・技能を正確に記述し又は正しく表現することができる。
 4J. 知識・技能の修得(Connections)
  4J2. 知識同士又は技能同士を正しく関係づけることができる。
 4K. 知識・技能の活用(Extensions)
  4K1. 手順書や他者の指示を守って知識・技能を活用することができる。
授業内容 コンピュータ技術をはじめ科学技術全般の基礎となっている物理学を、高校での履修を前提とせずに学習します。物理学Ⅰでは、運動の記述のしかた(直線運動と円運動)、力と運動の関係(運動の3法則、放物運動、振動)、仕事とエネルギー、運動量、質点の回転運動、万有引力と惑星の運動など、力学の基礎的事項についての理解を進めて行きます。また、授業で学んだことをゲームなど、物の動きを扱うプログラミングにどのように生かせるかについてもできるだけ例示するようにします。
実務経験の有無(実務経験がある場合は業種を記載) 無し
授業の方法 ・復習小テスト、講義と問題演習、まとめ、授業時間外学修課題の確認
スケジュール 01 1. はじめに 物理量の表し方(単位、接頭語、有効数字、次元)
02 2. 力学の基本 2.1 速度と加速度
03 2.2 等加速度直線運動(速度と位置の時間変化)
04 2.3 等加速度直線運動の例(自由落下、鉛直投げ上げ)
05 2.4 運動の3法則(慣性の法則、運動の法則、作用反作用の法則)
06 2.5 等速円運動1(弧度法、角速度、向心加速度)
07 2.6 等速円運動2(周期と回転数、向心力)
08 3. 力と運動 3.1 放物運動(軌道、最高点の高さ、到達距離)
09 3.2 振動(単振動、単振り子)
10 3.3 仕事とエネルギー(仕事、仕事率、エネルギー保存則)
11 3.4 運動量保存則(運動量、力積、運動量保存則)
12 3.5 慣性力(ガリレオの相対性原理、遠心力)
13 3.6 質点の回転運動(力のモーメント、回転運動の法則、角運動量保存則)
14 3.7 万有引力の法則と惑星の運動(ケプラーの法則)
15 総合演習
16 期末試験
成績評価方法 復習小テストおよび演習問題・授業時間外学修課題への取り組み(30%)、期末試験(70%)
教科書・参考書等 教科書:「第5版 基礎物理学 Web動画付」、原 康夫 著、学術図書出版社、2022年
・「物理学Ⅱ」と共通の教科書です。
履修者への助言 ・必要に応じてプリントを配布しますので、ページ順に整理して、教科書とともに毎回持参してください。ただし、これはあくまでも補助資料です。きちんとノートを取るようにしてください。
・授業時間外学修課題などの提出期限を守ってください。
・質問は随時メールで受け付けます(宛先は履修者全員に知らせます)。
授業時間外学修の方法(予習・復習・時間) ・その日の授業や返却された提出物の内容について、教科書を読み直して振り返り、ノートを整理する。
・授業時間外学修課題に取り組み、それ以外の問題(教科書の「問」や章末問題)も積極的に解いてみる。
・復習の過程で疑問点が残った場合には質問事項として整理する。
・教科書に沿って次回授業範囲を予習する。
フィードバックの方法 ・提出物は添削した上で翌週の授業時に返却します。返却された提出物は課題番号順に整理して、授業の補助資料のプリントとともに毎回持参してください。
特記事項 ・「物理学Ⅰ」で扱う力学は歴史的に「解析学Ⅰ・Ⅱ」で扱う微積分学と密接に関わり合いながら発展して来ました。「物理学Ⅰ」の内容の理解を深めるためにも並行して「解析学Ⅰ」の履修が望まれます。
・後期の科目「物理学Ⅱ」では「物理学Ⅰ」の内容の知識を前提としています。「物理学Ⅱ」の履修希望者は「物理学Ⅰ」も履修してください。
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