授業内容 |
様々に移り変わる現象をとらえ、その変化の様子を数的に記述する道具が微分法です。逆に、ある量の変化を記述する関数が分かっている時、その関数からもとの量を求める道具が積分法です。基本的な関数を微分あるいは積分することを学び、実際の状況で使えることを目標とします。解析学Iでは、微分法を中心に学びます。数学は、いわゆる「積み上げ式」の学問であり、基礎的な知識が不十分だと次の段階の理解がきわめて困難になります。したがって、本講義では、十分な数の演習問題を受講生全員に前に出て解いてもらい、お互いの理解を確認しながら授業を進めて行きます。 |