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講義名 コンピュータシミュレーション
(副題)
代表ナンバリングコード
講義開講時期 後期 講義区分 選択
基準単位数 2
代表曜日 月曜日 代表時限 2時限
授業コード
学科・学年 ソフトウェア情報学科 3年
地域貢献
関連資格等 高等学校教諭第一種免許状「情報」

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
教授◎ 李 孝烈ソフトウェア情報学部 ソフトウェア情報学科

学習目標(到達目標)  ORの考え方に基づいて、簡単な課題を解決する模擬実験の手法を学びます。
1.問題内容を理解して、解答として何を求めたらよいのか説明できる。
2.問題内容に適した解の可視化、グラフ化が判断できる。
3.表計算ソフトの関数を適切に扱える。
観点と水準 4. 専門的知識・技能を活用する力
 4I. 基礎的知識・技能の理解(Idea)
  4I2. 基礎的な知識・技能の重要な要素を理解し、特定することができる。
 4J. 知識・技能の修得(Connections)
  4J3. 図解や文章表現、実験などにより、具体例をを提示し説明することができる。
授業内容  シミュレーションとは、ある現象を「真似る」ことであり、「模擬実験」と呼ばれることもあります。実際には再現が困難な自然現象や社会現象について、簡単なモデルに基づいて、コンピュータによる実験を行い、その現象の特徴を見出し、内容の理解を深めることを目標とします。いくつかの実例についてシミュレーション分析を実行して、その手法を習得します。
授業の方法  ORの手法に基づいて、簡単なモデルを作成し、コンピュータによるシミュレーションを実行します。具体的な問題を表計算ソフト(MS Excel)を用いて実践的に解いていきます。
 演習課題は講義時間内に説明をします。またレポートは回収後に内容を確認してから返却します。
スケジュール 01 ガイダンス、商品売上表(表とグラフ、データ抽出と並べ替え)
02 線形計画法(グラフによる解法、ソルバー)
03 輸送問題
04 割当問題
05 需要の予測(最小二乗法、回帰直線)
06 時系列(データの平滑化、移動平均)
07 モンテカルロ法(円周率)
08 在庫管理(パレート図)
09 在庫管理(新聞売り子の問題)
10 ゲームの理論(ゼロ和ゲーム、混合戦略)
11 待ち行列(ポアソン分布)
12 待ち行列(M/M/1モデル)
13 マルコフ連鎖(酔歩の問題)
14 マルコフ連鎖(Googleにおけるページランク)
15 微分方程式モデル(人口増加、放射性崩壊)
成績評価方法 講義・演習への取組み状況(30%)、課題演習(Aクラス)の提出・内容(40%)、課題演習(Bクラス)の提出・内容(30%)
教科書・参考書等 教科書は使用しません。
参考書:加藤豊、小沢正典 共著 「ORの基礎」1998年発行 (実教出版)
履修者への助言 理解しにくい点があった場合にはいつでも積極的に質問をしてください。