シラバス参照

印刷
講義名 コンピュータグラフィックス
(副題)
代表ナンバリングコード
講義開講時期 後期 講義区分 選択
基準単位数 2
代表曜日 金曜日 代表時限 1時限
授業コード SIT-EL-251
学科・学年 ソフトウェア情報学科 2年
地域貢献
関連資格等 CGエンジニア検定(ベーシック)・高等学校教諭一種免許「情報」

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
教授◎ 和島 茂ソフトウェア情報学部 ソフトウェア情報学科

学習目標(到達目標) ・CGエンジニア検定(ベーシック)に合格する。
・既存の画像処理ツールでデジタル画像に様々な編集を行うことができるようになる。
・自作のProcessingプログラムで画像を編集したり、情報を取り出せるようになる。
観点と水準 4. 専門的知識・技能を活用する力
 4K. 知識・技能の活用(Extensions)
  4K3. プロセス全体を俯瞰して、成果を予測しながら、目標達成に向けて行動することができる。
授業内容 ・前半
 CGエンジニア検定(ベーシック)の試験対策を行います。

・後半
 GIMPなどの画像処理ツールを使い、デジタルカメラで撮った写真の明るさやコントラストを変える方法について学びます。また、Processingで同様の編集を行うプログラムを作ったり、色や明るさなどの情報を取り出す方法について学びます。
授業の方法 ・前半
 第1~5回は毎回過去問から解くべき問題の範囲を指定し、解答用紙を配布します。次の授業の開始前までにそれを解いて持参してください。その問題に対する解答・解説を行い、さらに同じジャンルの問題で理解を深めます。仕上げとして第6~8回で多くの過去問を解くことで11月末の本番の試験に備えます。

・後半
 授業時間中はWebページとプロジェクタの実演に従い、「お題」に沿ったものを作ってもらいます。授業の終わりに、それに対するアレンジなどの課題が出されるので、次の回までにメールで提出してください。提出された課題に修正すべき点がある場合も、そうでない場合も必ず返信します。こまめにメールをチェックしてください。
スケジュール 01 CGエンジニア検定対策(1) ディジタルカメラモデル
02 CGエンジニア検定対策(2) モデリング
03 CGエンジニア検定対策(3) レンダリング・アニメーション
04 CGエンジニア検定対策(4) 画像の濃淡変換とフィルタリング処理
05 CGエンジニア検定対策(5) ビジュアル情報処理システム・知的財産権
06 CGエンジニア検定対策(6) 過去問を使った仕上げ(1)
07 CGエンジニア検定対策(7) 過去問を使った仕上げ(2)
08 CGエンジニア検定対策(8) 過去問を使った仕上げ(3)
09 演習 - 標本化と量子化
10 演習 - 色情報の抽出
11 演習 - 濃淡変換
12 演習 - フィルタ(1)
13 演習 - フィルタ(2)
14 演習 - フィルタ(3)
15 演習 - これまでに学習した機能を統合したプログラム
成績評価方法 検定試験の成績(50%)、提出課題(50%)
教科書・参考書等 教科書
書名:ビジュアル情報処理 ―CG・画像処理入門― [改定新版]
著者:CG-ARTS協会
出版社:CG-ARTS協会
発行:2017年
履修者への助言 ・前半
 検定試験には数学的な計算を必要とする問題と、暗記で点数が取れる問題があります。両方で安定して点数を取れるのが望ましいですが、試験の際は不得意な方に時間をかけるよりも得意な分野で確実に点を取れるようにすると合格しやすくなります。

・後半
 プログラミングを行う回の課題で、OKをもらった人のプログラムを見せてもらうこと自体はかまいません(理解しながらコードを読めばちゃんと勉強になります)。ただし、意味がわからないときは丸写ししても内容が自分の身につかないので、考えてもわからないときは質問しに来てください。