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講義名 アルゴリズムとデータ構造Ⅰ
(副題)
代表ナンバリングコード
講義開講時期 前期 講義区分 必修
基準単位数 2
代表曜日 木曜日 代表時限 3時限
授業コード SIT-CO-222
学科・学年 ソフトウェア情報学科 2年
地域貢献
関連資格等 基本情報技術者試験

所属名称ナンバリングコード

担当教員
職種氏名所属
教授◎ 黒田 茂ソフトウェア情報学部 ソフトウェア情報学科

学習目標(到達目標) - プログラミングの基礎知識として、基本的なアルゴリズムとデータ構造を理解している。
- 基本的なアルゴリズムとデータ構造を実装することができる。
観点と水準 4. 専門的知識・技能を活用する力
4I. 基礎的知識・技能の理解
4I2. 基礎的な知識・技能の重要な要素を理解し、特定することができる
4J. 知識・技能の修得
4J2. 知識同士又は技能同士を正しく関係づけることができる
4K. 知識・技能の活用
4K2. 手順書や他者の指示に従うだけでなく、現実の状況を踏まえ、実行可能な代替案を考えることができる。
授業内容 ソフトウェアを開発する上で、目的に合わせて適切な処理の手順 (アルゴリズム) とデータの表現方法 (データ構造) を選択することが常に必要となります。このため、アルゴリズムとデータ構造に関する知識は、エンジニアとして最も基本的で重要なものと言えます。この授業ではその基礎を学び、C言語を例として、アルゴリズムとデータ構造を実装する能力を身につけます。
授業の方法 - アルゴリズムの処理の流れを、概念的なイメージとして理解することを目指します。
- 毎回の授業の中で、講義と演習をセットにして進めていきます。
- 講義は教科書をベースとして進めますので、必ず教科書を購入して下さい。
- 演習ではコンピュータを利用し、プログラムを書くことを通して、アルゴリズムとデータ構造の理解を目指します。
スケジュール 01 ガイダンス〔授業の内容、評価基準〕
02 C言語の基礎
03 基本的な制御
04 制御の活用(1)〔和の計算、探索〕
05 制御の活用(2)〔簡単なデータ分析〕
06 関数の利用(1)〔関数の定義と呼び出し〕
07 関数の利用(2)〔再帰呼び出し〕
08 問題への取り組み方
09 実践的プログラミング(1)〔グループワークによる仕様分析、基本設計〕
10 実践的プログラミング(2)〔グループワークによる開発演習〕
11 高度なアルゴリズム〔素因数分解、最大公約数〕
12 ソートとサーチ(1)〔バブルソート、挿入ソート〕
13 ソートとサーチ(2)〔シェルソート、クイックソート〕
14 ソートとサーチ(3)〔二分探索〕
15 アルゴリズム学習の展望
16 期末試験
成績評価方法 - 演習課題(40%)と期末試験(60%)から成績を評価します。
教科書・参考書等 教科書: 「アルゴリズムの絵本 − プログラミングが好きになる9つの扉」、株式会社アンク(著)、翔泳社。
履修者への助言 - 毎回の授業で取り組む演習課題は、授業を欠席した場合にも必ず提出して下さい。
- 提出した課題は採点の上、コメントをフィードバックします。
- 授業に関する質問を歓迎します。